2021 年 41 巻 3 号 p. 126-131
幼児期に体を動かして遊ぶ機会が少ないと,その後の運動・スポーツに親しむ資質や能力の育成阻害に止まらず,意欲や気力の減弱,コミュニケーション能力の低下など競技力向上以前の問題として心の発達にも重大な影響を与える.したがって,子供にとり運動・スポーツは必要不可欠である.特に障害を抱えた子供にとって運動・スポーツは,生きがい,生活の質の向上や共生社会の構築につながる.スポーツのデメリットとして,スポーツ外傷・障害,使い過ぎ症候群や燃えつき症候群などがある.大人のがんサバイバーにとり,運動やスポーツが必要と言われ始めているが,子供のがんサバイバーこそ運動・スポーツが必要と考える.