都市計画論文集
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地縁性と居住経歴からみた福井市郊外民間戸建住宅団地の居住者特性
地方都市郊外における居住の継続性に関する基礎的研究
木村 慶一桜井 康宏
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2005 年 40.3 巻 p. 529-534

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抄録
本論文は、以下の 3つを目的としている。 1)福井市北部郊外における住宅団地開発の実態を明らかにすること。 2)典型 11住宅団地における居住者特性を「地縁性」と「居住経歴」という視点から明らかにすること。 3)上記の居住者特性を立地別に明らかにすること。この目的を実行するために 2004年 11月にアンケート調査を実施し、 765世帯の有効回収を得た。主要な結論は以下のとおりである。 1)郊外住宅団地の地縁性は極めて強い。 2)圏外近郊のみ地縁性が弱い。 3)居住経歴は居住地選択に影響を与えている。
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© 2005 公益社団法人 日本都市計画学会
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