大阪市立大学
2007 年 42.3 巻 p. 649-654
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本研究は、近代以降(明治後期以降)の空間的変容に着目して、大阪で浜と呼ばれる、東横堀川の河川沿い空間の変容を分析したものである。主要な結論は以下のとおりである。1)江戸期から明治期にかけて、浜は公儀の土地であり、いくつかの規制の下で借地として利用されていた。2)当時、浜は蔵として利用され、そこには後背の土地との一体的な利用の関係があった。3)時代変遷とともに、土地利用の変化や水運の衰退によりこの関係は弱まっていった。
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