都市計画論文集
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台風による建物被害と風向・地形・隣棟間隔との関係性に関する研究
千葉県館山市布良地区を事例として
福島 澄也イア リムセアン松浦 健治郎
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2020 年 55 巻 3 号 p. 925-930

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抄録

本論文は、千葉県館山市布良地区における令和元年房総半島台風による建物の外壁被害と風向・風速の関係を明らかにすることを目的とする。また、影響要因として地形要因や隣棟間隔が成立するか検証することも目的とする。調査結果は次のとおりである。第一に、風向・風速と外壁損傷の関係については、強風が予想されなくても外壁が損傷する可能性がある。海に面した外壁は損傷を受けやすい。第二に、被害率の変動は地形の影響を受けることが考えられる。第三に、隣棟間隔と外壁損傷との関係については、隣棟間隔が1m 以下だと被害が少なくなることが明らかになった。

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© 日本都市計画学会
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