土木史研究
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わが国におけるドイツ製鉄道橋梁
歴史と現状
小西 純一西野 保行淵上 龍雄
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1992 年 12 巻 p. 13-24

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抄録

わが国の橋梁史の中で特異な位置を占めるドイツ製鉄道橋梁について、トラス桁を中心に導入の経緯、桁の種類とその技術的特徴を述べ、さらに架設・使用・転用状況、現存橋梁などの調査結果を述べる。九州鉄道最初のトラス桁が、従来その存在を見落とされてきた2形式のプラットトラスであることを確かめるとともに、ボーストリングトラスの所在と数量に関して従来の定説を修正した。[構造物, 鉄道橋梁, 明治時代, ドイツ]

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© 社団法人 土木学会
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