土木史研究
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長崎市の近代都市形成と道路網の整備
岡林 隆敏林田 幸誠
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キーワード: 都市形成史, 道路, 近代
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1994 年 14 巻 p. 183-190

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抄録
近代都市の形成史を明らかにするためには、都市の骨格となる道路網の形成を明確にする必要がある。長崎市は江戸期においては、西洋との唯一の貿易港として繁栄し、明治から昭和初期にかけては、西日本の主要都市として発展してきた。しかし、軍事要塞都市と市役所の火災により、長崎市における近代道路網整備についての歴史は明確でない。
本研究は、幕末から明治期、明治期から昭和初期に至る長崎市の道路網の整備の歴史を調査し、さらに、道路景観の変遷を古写真および絵葉書より示したものである。
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© 社団法人 土木学会
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