舗装工学論文集
Online ISSN : 1884-8176
ISSN-L : 1884-8176
路床強度を確保する手法に関する検討
上浦 正樹阿部 長門三浦 康夫金内 正宏藤田 博久
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1996 年 1 巻 p. 273-278

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抄録

鉄道貨物ヤードにおいて使用されているコンテナ用フォークリフトは, 輪荷重40tf近くなる荷役装置である・重輪荷重の交通を包含するコンテナ用荷役ホームにおいて, アスファルト舗装の路床強度は路床改良費と舗装厚に関係する舗装工事費の合計のトータルコストを考慮すると, 設計CBRは6以上を確保することが経済的であることを明らかにした. また, 路床強度の測定にあたり従来から用いられているCBR試験や平板載荷試験よりも簡易なHFWD (Handy Falling Weight Deflectometer) を路床強度の測定に使用して, これらの試験方法との対比を行った. この結果から, 路床強度の測定に用いるうえでHFWDは有効な試験方法であることが確認された.

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