東北大学大学院医学系研究科行動医学・東北大学病院心療内科
2013 年 20 巻 1 号 p. 23-26
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過敏性腸症候群(irritable bowel syndrome; IBS)は,頻度が高い消化器病,かつ,ストレス関連疾患である。IBSの病態生理は,脳腸相関により概念化されており,脳機能画像と消化管機能検査により,科学的かつ視覚的に分析できる。IBSの診療と研究は,消化器病学にとどまらず,脳科学とゲノム・プロテオーム・マイクロビオーム科学の急速な進歩と同一軌上にあり,消化器心身医学の中でも今後さらに重視されるであろう。
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