薬学図書館
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≪特集:平成30年度日本薬学図書館協議会中堅職員研修会≫
21世紀の学術情報環境最新動向
—RA21とSCHOLIX—
三木 律子
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2019 年 64 巻 3 号 p. 146-150

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抄録

RA21とSCHOLIXは,国際科学・技術・医学出版社協会(Science, Technology & Medicine Publishing Association;以下,STM)のそれぞれ主要プロジェクトと参加プロジェクトです。RA21(Resource Access for the 21st Century)は,その標語にあるとおり「いつでも,どこでも,どんなデバイスからでも」,同様の使い勝手の利用環境を実現することを目指します。机上のPCだけでなく多様化する携帯端末からの,さらに利用者機関の企業/キャンパス・ネットワークの外からのアクセスにおいても,同様な高い使い勝手の利用環境を提供することが目標です。出版者が提供するキャンパス・ネットワーク外からのアクセス認証手順として,時代遅れのIP認証への依存を解消すべく,最適な代替策実行プロジェクトがSTMイニシアティブとして進められています。利用機関,出版社/サービス・プロバイダー等すべての関係者が横断的に協業しており,役割ごとのユーザ体験チャレンジ・アプローチは,参加者から高い評価を得てプロジェクトが進められています。2019年4月現在,NISO批准手続に則った,the NISO Recommended Practice for Improved Access to Institutionally-Provided Information Resourcesがパブリックコメントに供されています。SCHOLIXは,国際科学会議(ICSU-WDS)承認のもと,Research Data Alliance(RDA)主導で,データと文献間の情報交換の相互運用において,3つの役割を果たしている出版者とデータ・センターとインデクシング・サービスを結ぶ,唯一無二のリンク情報相互参照サービスを実現することを目指します。SCHOLIXはSTMの4つのオープン・サイエンス戦略目標に合致しています。STMの役割として,研究データと出版文献との普遍的リンク付けに関わる参照体制の運用のため,データ共有における出版社の確実な協働を目指しています。実際には,実施や実施支援のための後方支援を増強します。

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