まつだ眼科
2019 年 40 巻 4 号 p. 85-88
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
医学・生物学の領域において,数理モデルとシミュレーションによる生体現象解明の試みが注目を集めつつある。しかしこのアプローチは多くの研究者にとって理解しづらいことは否定できず,これまで近視研究では十分に行われてこなかった。一方,Flitcroftは独自のモデル式を用いたシミュレーションで生下時から成人までの屈折の発達を再現できると報告した。彼の研究を取り上げ,その意義と近視研究における数理モデリングの重要性を解説する。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら