近年のライフスタイルでは,眼にとって「ストレス的な光」または「必要な光」として,紫外線(UV),バイオレットライト(VL),ブルーライト(BL),イエローライト(YL)が注目されている。デジタル化時代と高齢化社会において,これらの光ばく露が最適になるように,眼鏡レンズのスペクトラルバランスを考えてみる。UV,VL,BLの波長領域は重なっており,適度なばく露と過度なばく露の判別は難しい。確かに,最適な光線被ばく量には個人差がある。今後も,光から眼を守るためには,基礎・臨床・疫学的な研究・調査が必要であり,レンズの開発と使用者への啓発が望まれる。