日本物理学会講演概要集
Online ISSN : 2189-0803
ISSN-L : 2189-0803
セッションID: 13pAF-6
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感温性ゲルを用いた熱対流実験
益子 岳史河島 一陽
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抄録

熱対流は古くから研究されており多くの知見が得られているが、マントル対流など作動流体の相転移を伴う熱対流については未解明な部分も多い。本研究では、作動流体の相転移と熱対流現象との相互作用を系統的に調査することを目的として、転移温度において物性値が大きく変化する感温性ゲル(転移温度や転移の鋭さが可変)と水の混合物を作動流体とする熱対流の実験を開始した。講演では初期実験で得られた成果を報告する。

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© 2016 日本物理学会
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