日本物理学会講演概要集
Online ISSN : 2189-0803
ISSN-L : 2189-0803
セッションID: 16aPS-60
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多次元レプリカ交換モンテカルロ法におけるレプリカ交換の効率の最大化
木村 健治樋口 三郎
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抄録

レプリカ交換モンテカルロ法の精度を高めるには温度などのパラメータの設定と交換スケジュールが重要である.我々は多次元レプリカ交換モンテカルロ法において交換確率を一定にする手法を開発し,その手法とBittnerらによるレプリカ交換モンテカルロ法の交換スケジュールである!LaTeX$\text{PT}_{\tau}$アルゴリズムを組み合わせた手法を提案する.提案手法の効率をspin-1 Blume-Capelモデルを用いて, 1次転移線を回りこむかどうかという観点から評価する.

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© 2016 日本物理学会
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