主催: 一般社団法人日本物理学会
会議名: 2016年度日本物理学会秋季大会
開催日: 2016/09/13 - 2016/09/24
我々は3種類の低コストで位置分解能の高い大面積荷電粒子検出器を開発した。1つは我々が開発したPET用γ線検出器を利用したものであり、大きさは50 cm x 50 cm、位置分解能は標準偏差で0.1 mm、コストは100万円である。他2つは大きさ2 m x 2 m、位置分解能0.12 mm、コスト1000万円の検出器および、大きさ10 m x 10 m、位置分解能1 mm、コスト5000万円の検出器であり、n進数で信号を読み取ることで使用する受光素子の数を大幅に節約している。