日本物理学会講演概要集
Online ISSN : 2189-0803
ISSN-L : 2189-0803
セッションID: 20aC24-6
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Y3Fe5O12スピン波と音波・熱流効果
社本 真一松浦 直人赤津 光洋伊藤 孝森 道康梶本 亮一中村 充孝河村 聖子柴田 薫根本 祐一前川 禎通
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抄録

スピンゼーベック効果を決める因子の一つとしてスピン波の状態密度がある。これはq積分した動的磁化率$\chi"(E)$に比例することから、中性子非弾性散乱(INS)で求めることができる。我々はY_3_Fe_5_O_12_のスピン波の動的磁化率をJ-PARC/MLFのINS装置を用いて、吸収補正を含め絶対値で求めてきた。当日は超音波や熱流の効果についても併せて報告したい。

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© 2017 日本物理学会
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