日本物理学会講演概要集
Online ISSN : 2189-0803
ISSN-L : 2189-0803
セッションID: 17pK22-1
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高精度陽子半径決定に向けた核子形状因子解析法の再考
塚本 夏基佐々木 勝一
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抄録

陽子の電荷半径の問題について目下必要となるのは既存の実験の疑う余地のない再解析や再実験である。我々はその中でep散乱実験に注目し、合理的な解析法を求めて再考している。この講演では2010年のMainzの実験データ電荷半径を評価するとともにさらに高精度に電荷半径を求めるためにどのようなデータが必要となるかを示したい。

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© 2017 日本物理学会
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