日本物理学会講演概要集
Online ISSN : 2189-0803
ISSN-L : 2189-0803
セッションID: 18pK-PS-11
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バルクナノタンタルの磁化特性
松崎 陽平西嵜 照和K. Edalati李 昇原堀田 善治阿久根 忠博坂本 進洋野島 勉井口 敏佐々木 孝彦
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抄録

本研究では,高圧ねじり(HPT)法を用いて作製した結晶粒が微細化されたバルクナノタンタルの磁化特性を測定した.その結果,ねじり回転数の増加とともに臨界磁場Hcの上昇が観測された.この結果は,HPT加工によって導入された欠陥が磁束状態に影響を与えたと考えられる.第1種超伝導体であるタンタルが第2種超伝導を示す特性についても議論する.

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© 2017 日本物理学会
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