主催: 一般社団法人日本物理学会
会議名: 2017年度日本物理学会第72回年次大会
開催日: 2017/03/17 - 2017/03/20
産業技術の高度な発達により、様々な産業分野において熱膨張の制御が求められている。そのため熱膨張制御の核となる、温めると縮む「負熱膨張物質」に関心が集まっている。我々はCa_2_RuO_4_多結晶焼結体が、モット絶縁体相で体積変化総量6.7%の巨大な負熱膨張を示すことを見出した。本講演では熱膨張特性に対する、RuサイトのFeやCr置換や酸素欠損の効果を報告する。