日本物理学会講演概要集
Online ISSN : 2189-0803
ISSN-L : 2189-0803
セッションID: 19pK42-13
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レーザーコンプトン散乱X線源用パルスレーザー蓄積共振器の開発
坂上 和之荒木 栄浦川 順治照沼 信浩福田 将史本田 洋介鷲尾 方一
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抄録

レーザーコンプトン散乱は小型X線源を構築することが可能な技術として、開発が世界中で進められている。レーザー・加速器ともに重要な要素であるが、特にレーザーの性能はバックグラウンド等を増加させることなくX線量を増強できる点で非常に重要である。我々は、衝突用レーザーとして、光共振器を用いたシステムを構築しており、今回線形加速器に特化した、バーストモード運転の安定運用に成功した。本講演ではKEK-LUCX実験で用いている光共振器の現状、バーストモード運転の試験結果及び今後の展望に関して報告する。

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© 2017 日本物理学会
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