㈶琵琶湖・淀川水質保全機構
NPO法人水環境創造機構
大阪教育大学
2013 年 42 巻 8 号 p. 489-495
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我々は2009年,2010年に木津川上流の小河川において,最大104個/100 mL を超えるふん便性大腸菌群数を確認した.そこで,ふん便汚染の現況把握のために,2011年8月~11月に大腸菌群数やふん便性大腸菌群数等の細菌項目および理化学的項目の測定を行った.さらに2011年8月にF-RNA ファージによる群別判定を行いふん便汚染源の特定を行ったところ,2地点ではヒト,1地点では動物による汚染が示唆された.この1地点では上流に畜産農家は確認できないため,野生動物や鳥類の影響が考えられた.
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