自然災害が起きた場合の避難所での新型コロナウイルスの感染対策を検討するために,人々の動きに着目したマルチエージェント・シミュレーションによって,様々な条件の感染者数を試算した.その結果,避難所内での移動時間が増えると感染者数が大きく増えた.また,初期感染者を半減させたり,食事を同時に取りに行く人数を減らしたりすると,感染者数が半減した.一方,避難所の面積を縮小しても感染者数はほとんど増加しなかった.
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