環境技術
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技術報告
動的解析手法を用いたインフルエンザ対策の検討
藤長 愛一郎大脇 遼諸澤 正樹渡邊 信吾松下 稔
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2014 年 43 巻 3 号 p. 172-179

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抄録
 2009年に世界中で流行した新型インフルエンザA(H1N1)を対象に,発病する可能性のある感受性者S,保菌者E,発病者I,免疫保持者RへといたるSEIRSモデルを作成した.そして,特定の学校内など局所的,地域的な傾向を予測できる方法として,発病者と接触し感染する人の行動を確率的に捉えてシミュレーションする「動的解析」を行った.この解析結果を微分方程式の数値解と比較し,動的解析の有効性を確認後,現実社会への応用として,学級・学年閉鎖の効果を検討した.
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© 2014 環境技術学会
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