中央復建コンサルタンツ(株)
国立研究開発法人放射線医学総合研究所研究基盤センター
イサラ研究所
2016 年 45 巻 2 号 p. 87-93
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都市域の沿道における大気中浮遊粒子の特徴を検討するために,道路交差点とその背後地の街路樹の葉表面に付着した粒子を対象に,SEM-EDXによる形態的分析とマイクロPIXE分析装置による葉の元素組成及び元素マップの分析を行った.葉表面に付着した粒子は周囲の大気中浮遊粒子の状態を反映し,元素状炭素の凝集粒子(DEP 主体)とAl,Si などのミネラル成分を主体としたキュービック粒子及び凝集粒子(道路粉じん)が確認された.
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