宮城大学食産業学群
2021 年 50 巻 3 号 p. 150-155
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廃棄物であるマボヤの被嚢に含まれるセルロースから生分解性プラスチックの原料となるL-乳酸の生産を試みた.マボヤ被嚢粉末をセルラーゼで分解することで,イナワラ粉末やタケ粉末よりも高いセルロース変換率でセルロースを分解可能であることを確かめた.また,環境負荷やエネルギー消費を抑えた前処理と同時糖化発酵を組み合わせることにより,マボヤ被嚢粉末から32.7g/L のL-乳酸を生産することに成功した.
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