環境技術
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ケイ酸塩添加焼成によるクロム含有スラッジの固形化に関する基礎研究 (1)
―焼成温度とクロム抽出濃度の関係―
正藤 英司佐藤 幸司服部 信
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1981 年 10 巻 4 号 p. 292-296

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抄録
クロム含有スラッジを無害固形化するための固形化剤として, Na2O-CaO-SiO2三成分系を用いたときの効果を調べた.スラッジのモデルとしてCr2O3をとり, その含有量を0.5モル%に固定し, 800-1200℃で2時間焼成した固形化物を粉砕し, pH=1.0, 6.0, 10.8の緩衝液でクロムの抽出試験を行った.クロムの抽出濃度が2ppm以下になる組成範囲は, 1000℃焼成ではNa2Oが15~23モル%, CaOが0~9%, SiO2が72~81%であった.1100℃焼成ではNa2O10~26%, CaO0~12%, SiO271~86%と拡大されたが, 1200℃に焼成温度を上げてもCr難溶化の組成範囲を拡大する効果は認められなかった.
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