抄録
浮力を持たない有害物質の面源からの短距離拡散を記述するために, K-理論に基づくモデルを開発した, パラメータ推定は境界層理論で行い, プリューム蛇行 (meander) による拡散は考慮したが, 他の原因による水平方向拡散は無視した.このモデルは面源付近に適用でき, 幅広い気象条件について風下濃度の予測に適している.
このモデルで, トレーサー実験によるデータが再現され, 南カリフォルニアのBKK埋立地付近における塩化ビニルの濃度と比較対比した.このモデルは有害物の面発生源付近のリスクアセスメントに有用な手法になる.