環境技術
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ケイ酸塩添加焼成によるクロム含有スラッジの固形化に関する基礎研究 (3)
―活性炭添加焼成がクロム抽出濃度に及ぼす影響―
正藤 英司川口 秀明河村 敏彦小倉 文夫岡田 光正服部 信
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1993 年 22 巻 12 号 p. 728-731

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抄録

著者等は有害金属を含むスラッジを無害固形化する方法に関する一連の実験を行っている.こまれでにCr2O3をスラッジのモデルとし, Na2O-CaO-SiO2三成分系ケイ酸塩の組成が化学的固定化剤として有効かどうかを調べた.そのため, Cr2O3にNa2CO3, CaCO3およびSiO2を調合して焼成し, クロムの溶出試験を行った.本研究では焼成の際に少量の活性炭を加えることによる還元効果が, クロムの溶出濃度に及ぼす影響について調べた.

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