Journal of Surface Analysis
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研究論文
セグメント回帰を用いたべき乗則で解釈される スペクトルの前処理法
柳⽣ 進⼆郎 吉武 道⼦⻑⽥ 貴弘
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2024 年 31 巻 1 号 p. 2-10

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抄録
セグメント回帰を用いて,べき乗則で解釈されるスペクトルの解析領域を抽出するための自動前処理法について報告する.スペクトルに対してセグメント回帰を適用することで,スペクトルの変化点やその前後の傾きの特徴を得ることができる.これらの特徴を評価・判定することで,解析領域を自動的に抽出することができる.べき乗則で解釈される光電子収量分光スペクトルについて本法を適用した解析例を示す.
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© 2024 一般社団法人 表面分析研究会
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