2006 年 2006 巻 SWO-014 号 p. 04-
自然言語の意味処理のために汎用(ドメインに依存しない)オントロジーを構築する試みについて概要を述べる。試作している汎用オントロジーは2つの部分に分けられる。一方は上位オントロジーであり、IEEEのSUMO(Suggested Upper Merged Ontology)を改変したものである。他方は大規模汎用オントロジーであり、EDRコーパス中に出現する概念識別子を用いたオントロジーである。前者の概念数は現在977個であり、後者の概念数は5万件余りである。双方ともOWL-DLで記述されている。