人工知能学会第二種研究会資料
Online ISSN : 2436-5556
スマートツーリズム実現のための地域データプラットフォーム
笠原 秀一飯山 将晃美濃 導彦
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2016 年 2016 巻 SAI-027 号 p. 03-

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抄録

近年の知的情報処理やIoT 技術の急速な進展の結果,地域データを用いたスマートツーリズムサービス(STS) の開発が進んでいる.地域データとは,ユーザーである観光客が行動する地域で測定され,短時間のうちに利用されるデータを指す.STS は,地域データを知的情報処理技術で処理し,リアルタイムかつパーソナライズされた情報を提示するサービスである.多くの場合,地域でSTS を提供する事業者は地域データを大量に収集する能力が欠けているので,地域データを効率的に収集して地域としてSTS を戦略的に整備するためには,STS を地域での必要性に応じて優先付けし,優先度順に必要なデータを収集し,実装を進めることが望ましい.優先付けされたSTS のリストを,本研究ではツーリズムサービスポートフォリオ(TSP) と呼ぶ.地域データを収集・分析・分配する地域データプラットフォーム(RDP) を実装し,TSP に沿ってSTS を実装していくことにより,スマートツーリズムが実現できる.TSP とRDP を備えた観光地のことを,本研究ではスマートディスティネーションと呼ぶ.

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© 2016 著作者
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