2021 年 2021 巻 AGI-019 号 p. 05-
汎用AI回路を「自律的に自身の回路を改良する回路」と定義し、その基本構造を初歩的なレベルで検討した. 結果、原型とした「複数の専用AI回路+マスター回路(G)」という回路モデルには、第2のマスター回路(I)を付加する必要があり、そのマスター回路(I)の制御により、「原型汎用AI回路から動作情報を収集し、改良プランを作成し、そのプランの元で専用AI回路を構成するモジュール回路の論理の調整と接続の変更を進める」という動作が行うのが妥当であり必然であろうとの結論を得た.