人工知能学会第二種研究会資料
Online ISSN : 2436-5556
実データ同化型シミュレーションに向けた大規模言語モデルによる観光客行動の予測手法
天野 辰哉山口 弘純
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2025 年 2025 巻 CSS-001 号 p. 34-40

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抄録

観光地におけるモビリティ導入計画には,観光客の回遊行動を事前に予測することが重要である.しかし,従来の統計的手法では,天候や同行者などの多様な文脈情報のモデル化が困難であった.本研究では,大規模言語モデル(LLM)を用いた観光客の次訪問地予測手法を提案する.提案手法ではGPS軌跡とQRスタンプラリーデータから訪問系列を生成し,ペルソナ情報や環境条件と共に構造化テキストとして表現し,Llama-3.1-8Bをファインチューニングする.和歌山城公園で収集された566人の観光客データを用いた評価において,次訪問地予測でAcc@1で49.1\%を達成し,従来手法を大幅に上回った.

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© 2025 著作者
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