2025 年 2025 巻 SMSHM-003 号 p. 07-
精密部品であるコネクタピンの不良品検査において,目視検査は人手不足や生産効率および検査精度の問題がある一方,自動検査のための検査装置は初期コストが高額となる問題がある.本研究では検査精度の向上を低コストで実現するため,市販のベルトコンベアとiPad Airのカメラを用いたシステムにおいて,背景差分法による物体検出とオートエンコーダによる異常検知を組み合わせて,コネクタピンの自動検品を実現する方法を提案する.実験の結果,様々な長さのコネクタピンの曲がりの検知だけでなく,長さが異なる異品を検知できることが明らかになった.また,自動検品の速度としても実用的なリアルタイム性を実現できることがわかった.