人工知能学会研究会資料 言語・音声理解と対話処理研究会
Online ISSN : 2436-4576
Print ISSN : 0918-5682
100回 (2024/02)
会議情報

高齢者向けサービスデザインのためのインタラクティブなユーザ情報収集法
丁 福建中谷 桃子
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 160-167

詳細
抄録

デザインの初期段階では、ユーザを共感的に理解するため、対象ユーザのニーズや価値観などの情報を大量に収集する必要がある一方で、高齢者は加齢による身体や認知機能の低下により、高齢者ユーザの情報を収集することが難しい。そこで、システムが声で質問を投げかけ、高齢者に声で応答してもらう対話システムによる調査手法を提案する。提案システムが質問を繰り出す戦略は、サービスデザイナーへのインタビューと、介護従事者・高齢者間の会話データから導出した。提案手法をWizard of Oz法を用いて評価した。具体的には、疑似的に対話システムを動作させ、高齢者と対話をしてもらうことで情報を収集した。同情報は、現場の介護従事者やデザイン専門家に評価いただき、対話システムの対話戦略を高齢者に適合するように改善した。提案手法の使い道と実用可能性について、関連するステークホルダーからポジティブな評価をもらった。

著者関連情報
© 2024 人工知能学会
前の記事 次の記事
feedback
Top