主催: 人工知能学会
会議名: 第102回言語・音声理解と対話処理研究会
回次: 102
開催地: 国立国語研究所 講堂
開催日: 2024/11/28 - 2024/11/29
p. 155-156
イノベーション創出活動では、アイデア発想、マーケティング分析、知財分析といった様々なタスクを行う必要があり、専門知識と多大な労力が求められる。そこで我々は、大規模言語モデル(LLM)を用いて、これらのタスクを効率化するためのシステムを開発している。本システムでは、タスクごとに専用のプロンプトをあらかじめ設定しておくことで、専門知識を持たないユーザーでも高度なアイデア出しや分析が可能となる。さらに、本システムの特筆すべき点として、LLMとの対話結果をグラフ文書として表示することが挙げられる。ユーザーは文書の論理構造が明示されたグラフ文書によって、思考を整理することができ、アイデア出しにおける論理的思考が促進される。また、対話結果として保存されたグラフ文書から、LLMが回答するために必要なコンテキスト情報を効率的に取得できるため、回答精度の向上が期待できる。