主催: 人工知能学会
会議名: 第102回言語・音声理解と対話処理研究会
回次: 102
開催地: 国立国語研究所 講堂
開催日: 2024/11/28 - 2024/11/29
p. 218-222
頭部動作は,対面の対話において,聞き手と発話者の両者によって頻繁に用いられる.特に聞き手は,頭部動作や相槌を用いて,発話者へリアクションを返し,対話の流れを調整している.このことから,対話システムにおいてもユーザの発話に対して頭部反応動作を提示することで,より人間らしい親近感を感じるシステムの構築に貢献することが期待できる.我々は,マルチモーダル対話システム構築のため,Zoomを用いて対話中の各話者の映像と音声を収録した1対1の日本語雑談対話データセットを収集した.収集したデータセットは25人の日本語母語話者が参加し,478セッション,合計約90時間の対話データを含む.我々は,収集した雑談対話データセットを詳細に観察し,話し手と聞き手の頭部動作に着目して分析を行った.