主催: 人工知能学会
会議名: 第103回言語・音声理解と対話処理研究会
回次: 103
開催地: 早稲田大学 40号館 グリーン・コンピューティング・システム研究開発センター
開催日: 2025/03/20 - 2025/03/22
p. 165-170
本研究では、隣接ペアにおける、発話者、次話者、及び対象外の人それぞれの動作の特徴を「視線」「ジェスチャー」「ポスチャー」「自己接触」「頷き」の5つのポイントから明らかにする。日常会話コーパス(女性3人の会話1組(約8分)を分析資料として用いる。分析の結果以下の3者の特徴が明らかになった。(1)第1部分の発話者は、特定の一人(第2部分をすることになる聞き手)へ視線を向け手や指を差すといったジェスチャーが見られる。前傾姿勢も見られる。自己接触は第1部分開始前から発生する。発話末で頷く。(2)第2部分の発話者は、第1部分を行った聞き手へ視線を向けることが多い。承認の意味の頷きや不承認の意味の首振り・手の振りを行う。自己接触は抑制される。(3)それら以外の聞き手は、話し手へ視線を向けたり頷いたりしている。また、自己接触も見られる。ジェスチャーやポスチャーの動作は見られない。