主催: 人工知能学会
会議名: 第106回言語・音声理解と対話処理研究会
回次: 106
開催地: 早稲田大学 早稲田キャンパス8号館B107
開催日: 2026/03/03 - 2026/03/04
p. 53-55
孤独といった社会的課題に取り組むためには、対話において共感を育むことが重要である。共感は、会話中にポジティブな表情が同期することで示される可能性がある。本研究の目的は、このような同期を促進することで、対話における共感を高めることである。私たちは、幸せな表情が同時に現れた際に香りを提示するデバイスを開発し、その香りが表情の出現頻度を高めるかどうかを検証した。その結果、香りによるフィードバックは、個々の幸せな表情の出現頻度およびそれらの同時出現の両方を有意に増加させることが明らかになった。本研究の知見は、香りが共感を育み、消費者の孤独感を軽減する可能性を持つことを示している。