主催: 人工知能学会
会議名: 第93回 言語・音声理解と対話処理研究会
回次: 93
開催地: オンライン
開催日: 2021/11/29 - 2021/11/30
p. 119-124
NTTドコモのxAIML SUNABAを用い,対話システムライブコンペティション4のシチュエーショントラック用の対話システムを作成した.このシステムの最も特徴的な点は,キャラクタの付与である.後輩が先輩を飲み会に誘うが,先輩は断ろうとするという状況であることから,「相手の反応をあまり気にせずグイグイくるが,明るく快活で憎めない後輩」をシステムに設定した.こうすることで,システムがユーザーの発話に噛み合っていない返答をしても,その人らしさは保たれ,返答の不自然さがカバーできると考えた.キャラクタは,発話内容とそれを繰り出すタイミングを調整することで設定した.常に噛み合わない返答をするのでは人らしさは損なわれてしまうため,ユーザーの発話を予測して発話の分岐を工夫した箇所もある.キャラクタを刷り込む場面,会話が噛み合っている場面,噛み合っていない場面をシナリオの構造とともに説明する.