主催: 人工知能学会
会議名: 第93回 言語・音声理解と対話処理研究会
回次: 93
開催地: オンライン
開催日: 2021/11/29 - 2021/11/30
p. 44-49
近年,ニューラルネットワークを用いた対話システムに,文書や知識グラフといった,外部知識へのアクセス機能を持たせる研究が盛んに行われている。しかしながら,このような機能を持つ対話システムを実現するためには,通常の応答生成モジュールに加え,知識検索のためのモジュールが複数必要になり,システム全体の学習, 推論が複雑になるといった問題や.システム全体のパラメータ数が多くなるといった問題がある.そこで,本研究では,上記全てのモジュールが事前学習済み言語生成モデルを用いて,Text-to-Textで学習, 推論可能であるフレームワークを提案する。提案手法は, Adapter層を用いたマルチタスク学習を用いることで,システム全体のパラメータ数の削減が可能になる.自動評価を用いた比較の結果,一般的なSeq2Seqで学習された対話システムに比べ、提案手法は優れた応答を生成できることが分かった..