人工知能学会研究会資料 言語・音声理解と対話処理研究会
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93回 (2021/11)
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対話における後続発話のエントレインメント予測
金崎 翔大河野 誠也湯口 彰重桂井 麻里衣吉野 幸一郎
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p. 50-55

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抄録

エントレインメントは対話における話者間の言語使用の傾向が互いに類似するような現象であり,対話のタスク成功率や自然性,対話意欲と相関することが報告されている.対話システムの応答選択/応答生成をエントレインメントを考慮して制御することでシステムの応答性能の向上を試みた研究があるが,与えられた対話文脈に対してシステムがどの程度のエントレインメント度合いで応答すれば良いかを適切に決定するようなモデルについての十分な検討は行われていない.そこで本研究では,対話システムの応答における理想的なエントレインメント度合いを決定するために,人間の対話におけるエントレインメントを模倣するような予測モデル構築した.評価実験の結果,提案したエントレインメン予測モデルは,経験的に基づいて構築された単純なベースラインモデルと比較して,高い性能で各ターンにおける応答のエントレインメントを予測できていることを示した.

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© 2021(一社)人工知能学会
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