農業機械学会誌
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技術論文
可搬型リアクタによる飼料用米からのバイオエタノールオンサイト製造
山﨑 裕文北村 豊藤枝 隆元林 浩太重田 一人
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2013 年 75 巻 3 号 p. 181-188

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抄録
軽量で動力源を要しない可搬型リアクタを試作して,飼料用米を籾のまま原料とする全粒糖化発酵法により,バイオエタノールの実験的製造を行った。積算発酵温度とエタノール生成率の間には正の相関(r=0.93)が認められた。ラボスケール実験において,3 回までの蒸留残液の返し仕込みと籾の損傷処理により,高温浸漬におけるエネルギーおよび時間をそれぞれ約 40%,1 時間低減できることが示された。返し仕込みと籾の損傷処理を行った際のエタノール製造量は 17.7 L/50 kg-籾となり,無水化過程の既往値を含めた EPR は 0.99 となった。新潟県佐渡市でのバイオエタノール生産を前提とした場合,原料製造から製品販売までの二酸化炭素排出量は 20.9 kg-CO2/GJ と概算された。
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© 2013 農業食料工学会
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