農業機械学会誌
Online ISSN : 1884-6025
Print ISSN : 0285-2543
ISSN-L : 0285-2543
茎の曲がりによる切りバラの品質評価 (第3報)
弛緩法による茎の検出と例外値にロバズトなパラメータ推定法
森尾 吉成池田 善郎
著者情報
ジャーナル フリー

2001 年 63 巻 1 号 p. 64-72

詳細
抄録
XYZ表色系から求めた茎のxy色度分布から茎を抽出し, 弛緩法の一つであるSNAKESを利用することによって茎の2次元形状を測定する方法を提案した。SNAKESは, 前報で報告した方法と比較して, ノイズの存在下で茎の輪郭線を精度良く検出でき, 茎の2次元形状および3次元形状の測定誤差を小さくすることができた。Least Median of Squares 基準によって, 茎の回転運動のパラメータを推定する方法は, 最小2乗基準を使用するよりも例外値に対してロバストであった。
著者関連情報
© 農業機械学会
前の記事 次の記事
feedback
Top