人工臓器
Online ISSN : 1883-6097
Print ISSN : 0300-0818
ISSN-L : 0300-0818
人工腎臓用internal shuntについて
(腕動脈―正中静脈側々吻合法, 足背動脈―大伏在静脈端々吻合法, 高位擁骨動脈―前腕皮静脈端々吻合法)
福光 正行小池 正大坪 修
著者情報
ジャーナル フリー

1972 年 1 巻 2 号 p. 145-148

詳細
抄録

われわれは1967年2月から1971年9までの間に24例のinternal schuntを造設した. このうちBresciaの原法が行なえず, 変法として, 足背動脈―大伏在静脈端々吻合法 (1例), 腕動脈―正中静脈側々吻合法 (4例), 高位擁骨動脈―前腕皮静脈端々吻合法 (3例) の合計8例を行なったが, 臨床上特に支障を来たすような所見がなく, 安定したくりかえし透析を行なうことができた.

著者関連情報
© 一般社団法人 日本人工臓器学会
前の記事 次の記事
feedback
Top