現在のdialyzerは透析膜の小孔を通過しうる分子量のものであればすべて透析する. 血漿遊離アミノ酸のdialysanceは血流量が増大するにしたがって増加するが, クレアチニンのそれよりはやや低値であり, V. B2のdialysanceは血流量200ml/min以下ではクレアチニンの1/2程度であった. V. Cは比較的透析されやすく, dialysanceはクレアチニンよりわずかに低いのみであったが, V, B1はほとんど透析されなかった. cehaloridineも透析されやすく, クレアチニンとほぼ同等のdialysanceであった.