ポリ塩化ビニルペーストを用いた人工心臓ポンプの製作方法

井街 宏; 桜井 靖久; 藤正 巌; 渥美 和彦

doi:10.11392/jsao1972.1.297

井街宏, 桜井靖久, 藤正巌, 渥美和彦

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キーワード: 人工心臓用材料, ポリ塩化ビニルペースト, 人工心臓ポンプ, ディツプング法, 人工心臓ポンプ用金型

ジャーナルフリー

1972 年 1 巻 4 号 p. 297-301

DOI https://doi.org/10.11392/jsao1972.1.297

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抄録

人工心臓ポンプを簡単に作れないことが, 現在, 人工心臓の研究の一つのネックになっている. 現在, 天然ゴム, シリコーンゴム, ポリウレタンなどが, 人工心臓用材料として使われているが, いずれも, 取扱い, 加工法が難しかったり, 時間がかかったりして, 手軽に, 能率良く人工心臓を作ることができない. その点, ポリ塩化ビニルペーストは取扱い, 成型加工ともに簡単で, しかも安価であり, 人工心臓用材料として期待できる.

責任著者(Corresponding author)

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