抄録
目づまりしたCryofilterを逆洗滌して再使用し、1本のCryofilterで治療するRinse方法と、そこで使用したCryofilterをホルマリンで充填し、次回の治療に使用するReuse方法の2法を試みた結果。Rinseに要する時間は、10分程度で容易に行なえ、TP. Albumin Immune globulinの除去率は、2本使用時に比べて優位の差はなく、充分使用可能であった。Reuseでは、症例数が少ないため、結論を出すには致らなかったが、Sieving coefficientは、Reuseの回数を重ねるに従って、分子量の大きいものほど低下し、除去率も軽度の上昇がみられたことから、IgMのような、分子量の大きいものを選択的により多く除去する可能性を秘めた方法として注目し、今后もひきつづき検討する。