人工臓器
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Protein-Permeating Hemodiafiltrationの長期臨床評価
斎藤 明小川 洋史高木 豊己鄭 大基
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1984 年 13 巻 2 号 p. 643-646

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抄録
従来のダイアライザーおよびフィルターを用いた血液透析や血液濾過透析による治療で悪化または改善しなかった合併症を有する10症例に, 相当量のタンパクの濾過の可能なフィルター(EVAL C-2F)を用いた血液濾過透析を週3回の頻度で一年以上つづけ, 長期治療の効果と問題点を検索した。4例にみられた骨痛の全例と, 4例につづいていた末梢神経障害の3例に改善が認められた。また掻痒症2例のうちの1例に改善がみられた。C-2Fを用いた血液濾過透析の前に比べ, 赤血球数, ヘマトクリッド, ヘモグロビン, 血清総コレステロール, HDL-コレステロール, トランスフェリンが有意に増加し, 血漿総タンパク, アルブミン, β2-ミクログロブリン, 1gA, 1gG, が有意の減少を示した。しかし, それらの変化は治療開始後2ケ月または4ケ月で頂点に達し, その後ひきつづき増加または減少が進行することはなかった。
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© 一般社団法人 日本人工臓器学会
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