人工臓器
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交感神経情報の検討による完全人工心臓の駆動条件の設定
山家 智之仁田 新一片平 美明薗部 太郎永沼 滋松澤 浩秋保 洋桁召 義人井筒 憲司菅原 重生田中 元直三浦 誠佐藤 尚毛利 平和泉 恭一郎竹田 宏吉沢 誠
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1992 年 21 巻 2 号 p. 489-495

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抄録
完全人工心臓(TAH)の神経生理学的な最適駆動条件について検討するため、交感神経活動電位を直接計測して検討を加えた。自然心臓動物とTAH動物の交感神経活動を比較するためTAHは両心バイパス方式とした。雑種成犬を用い、静脈麻酔下に補助人工心臓を、両心バイパス方式に装着し、血行動態及び交感神経活動電位を記録した。圧受容体反射系における各周波数成分の伝達特性について検討を加えるため、関連度関数の手法を用いて動脈圧とRSNAのコヒーレンスを求めた。TAHの分時拍動数を変更したところ、心室細動以前の自然心の心拍数でTAHを駆動した時に最も大きなコヒーレンスが認められた。この結果は圧反射系がこの周波数帯域のリズム成分を伝達するようにsettingされていることを示すものと推測され、従ってこのTAH分時拍動数が、圧受容体反射系にとっての最適値になるものと推測された。
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© 一般社団法人 日本人工臓器学会
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