人工臓器
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心臓弁位置埋込型人工血液ポンプ(Valvo-Pump)の開発
山崎 健一岡本 英治山本 克之三田村 好矩四津 良平田中 隆
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1992 年 21 巻 2 号 p. 567-571

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抄録
心臓弁位置に埋め込まれ循環を行う, 無拍動性の軸流型血液ポンプ(Valvo-Pump)を開発した. Valvo-Pumpは円筒形のハウジング内に収められたインペラと小型モータで構成される. インペラには外径22mmの5枚羽根のものを用いた. インペラは小型DCブテシレスモータ(外径21.3mm, 長さ24.9mm, サマリウムコバルト希土類磁石をロータに使用)に接続した. 回転軸まわりのシールには液体用に開発された磁性流体シールを用いた. 模擬循環回路を用いた特性試験により, 差圧7.7kPa(58mmHg)に対して流量16.1L/minが得られ, 差圧18.4kPa(138mmHg)に対して流量5.0L/minが得られた. 磁性流体シールは, 回転数9000RPMのとき, 29.3kPa(220mmHg)以上の耐圧性能が認められた.
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© 一般社団法人 日本人工臓器学会
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